デイビッドの容態を心配しつつも、ツアーの開催に向けてレベッカと準備を進めた。
デイビッドの病はパチャママ・アライアンスにとっても突然のことだったようで、引継ぎもあまりされておらず、ほぼ初めから説明、相談しなければならなかった。とても大変だったが、レベッカも忍耐強く私たちに付き合ってくれ、徐々に体裁も整い、参加者も集まってきていた。
ただ、最少催行人数の16人にはなかなか届かない。
それでも何とかツアーを決行したいという思いが強かった私たちは、ツアーの内容の見直しも含めて相談したい、とレベッカに持ち掛けた。
すると、「それはビルと相談して」との返事が来た。
ビル・ツイストはパチャママ・アライアンスの共同創始者で、パチャママ・アライアンスのCEOだ。私たちにとって、顔は知っているが、一度も話したことがない存在だった。
そんなビルとオンラインミーティングを行うことになり、少し緊張してそれに臨んだ。
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新しくツアーの担当になったレベッカと
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