当時娘は20歳、息子は17歳。
家で開催した初チェンドリに参加してくれたことは感謝だが、
「お父さん、マニュアルを読んでいるだけじゃない。」
「心がこもってないね。」
と、一番辛辣な言葉を投げられた。
その後、機会をつくって仲間と一緒に、また一人で開催し続けたのは、やるたびにそのメッセージが心に沁みたのと、参加してくれた人たちが心を開いて対話している姿を見るのが楽しかったからだ。
また、ファシリテーター仲間達と会い、話すのも刺激的で、充実した時間だった。会社で仕事をしながら、そんな日々を過ごしていたが、チェンドリと出会って約1年たった頃、チェンドリの原点であるエクアドルのアチュアル族に会いに行こう、という話が持ち上がった。
それは、2010年3月に開催される旅で、説明会に参加したり、行ったことがある人の話を聞いたりしたが、まったく行く気にはなれなかった。
そして、私がエクアドルに降り立つのは9年後のこととなる。
チェンドリに参加してくれた母と娘
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