エクアドルのアマゾン熱帯雨林に住む先住民アチュアル族は、原油の開発で熱帯雨林が破壊されているのを目の当たりにして、先進国の人たちに呼びかけを行った。
それは「助けてほしい」というものではなく、「先進国の人たちの”夢”を変えない限り、熱帯雨林だけでなく、地球全体が壊れてしまう。お互いに協力しよう」というものだった。
その呼びかけに応じて創設されたのが米国のNGOパチャママ・アライアンスである。
そこでは、熱帯雨林を実際に守る活動に加え、ワークショップ「チェンジ・ザ・ドリーム シンポジウム」を開発したり、アチュアル族を訪問するツアーを実施したりしている。
そのオフィスはサンフランシスコのゴールデンゲートブリッジが見える緑に囲まれた場所にあり、そこでツアー担当ディレクターのデビッド・タッカーと面会した。
彼は魅力的な笑顔で温かく迎えてくれ、日本人向けのツアーについて真摯に相談に乗ってくれ、実施に向けた一歩が踏み出せた、と感じた。
しかし、自分が参加する気持ちはまったくわかなかった。
パチャママ・アライアンスのオフィスで一緒に行ったマキとデイビッドを囲んで
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